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ACアダプタとDCプラグのまとめ

2015.2.23

 

ある出来事がきっかけで、AC(交流)アダプタとDC(直流)、それにまつわる電圧と電流の関係について調べたのでまとめます。スマートフォンやその他の家電を使っていると、「純正品以外のアクセサリーで自分の機種に使えるのか?」という疑問がわいてきます。せっかく便利なものがあっても、使えるかどうか分からない、下手をすると壊れる・・・そうならない為に押さえるべきポイントがあります。

 

まず、日本のコンセントは電流の種類が交流という形式になります。そして製品は直流なので、「ACアダプタ」で変換してやる、という事になります。その時に、電圧V(ボルト)と電流A(アンペア)なども考慮する必要があります。

 

例えば、ある製品に汎用ACアダプタを使って、乾電池を交換する手間を省きたい・・・。その製品のプラグ差込口に、「9V 1500mAh」と書いてある。どのアダプタを差し込めばいいか?その時、抑えるポイントとして、

 

  1. 電力を供給したい対象の電圧と、ACアダプタの電圧は同じにする

  2. 電流は供給したい対象の電流の数値より多め(1.3倍以上)にする

  3. ACアダプタの先にあるDCプラグの極性は「センタープラスかセンターマイナスか」

  4. DCプラグの大きさはどれくらいか?

 

というのがポイントになります。

 

  1. 電圧について
    電圧は同じにしないと過電流の原因になります。AからBに対して電気の勢いが強すぎて問題、というイメージになります。
     

  2. 電流について
    電流は製品に書かれている数値より少ないと、ACアダプタの方に問題が起きる可能性があるようです。余裕をもって1.3倍以上のものをよういする。。。1.5Aなら、2A前後のACアダプタにする、という事になります。
     

  3. 極性について







    真ん中に丸があって、右に穴が開いていて、プラスに繋がっていますが、これを「極性がセンタープラス」といいます。基本、日本の製品はこれが多いですが、まれに右にマイナスがあって、そっちに丸が開いている「センターマイナス」のものがあります。製品とACアダプタの極性は同じでなくてはいけなく、そこをきちんと合わせる必要があります。
     

  4. DCプラグの大きさについて
    ACアダプタの先端にある、製品と繋げる部分ですが、大きさが色々あります。外径と内径といって、外側と内側の芯の部分の大きさがセットで表示されてます。日本では外径5.5mm 内径2.1mm という組み合わせが多いですが、外径5.5 内径が2.5とか1.3mmというケースもあり、合わない場合は変換プラグが必要になりますが、そういう対応ができます。













     

以上が汎用アダプタを購入し、乾電池の代わりに使うコツになります。このへんが分かれば、ノートパソコン、スマートフォンなどの充電や、家電の電力供給など、いろんな事に活用ができるでしょう。
 

 











 


 

(2015.3.1追記) 9V 1500mAh センタープラスと書かれた製品に、秋月通商電子という所で買った9V 2A センタープラスの製品を買って使ってみると問題なく動きました。念の為、2.1mm→1.3mmや2.5mmの変換プラグを買いましたが、やはり内径2.1mmな事が多いようです。
 

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